「鶴仙渓遊歩道(かくせんけいゆうほどう)」

四季折々の景色を楽しむことができる遊歩道

石川県を代表する温泉ともいわれている山中温泉。
その温泉街の近くに、四季折々さまざまな美しい景色を味わえる観光スポットがあります。

それが「鶴仙渓(かくせんけい)」という名の渓谷で、山中温泉を目的に訪れる温泉客だけじゃなく各地から美しい景色を求めて多くの人が訪れる石川県でも屈指の観光スポットといえるでしょう。

「鶴仙峡(かくせんけい)」は、山中温泉の温泉街に沿うように流れる大聖寺川(だいしょうじがわ)の渓谷で、温泉街の東側を並行していることから温泉を楽しみに訪れた観光客も多く散策に訪れます。大聖寺川(だいしょうじがわ)の上流にある「こおろぎ橋」から下流の「黒谷橋」までの約1.3kmという長さの渓谷沿いにある遊歩道が、是非とも足を運んで欲しいオススメのスポット。

約1.3kmにわたる遊歩道は、アップダウンの少ない歩きやすいコースで、奇妙な形をした珍しい岩々の奇岩怪石(きがんかいせき)と木々の緑を映す川を眺めながら約30分ほどの散策を楽しめます。

芭蕉堂や川床(※冬期は休み)などの見どころもあり、鶴仙渓遊歩道(かくせんけいゆうほどう)は山中温泉の宿泊客に定番の観光コースといえるでしょう。

特にオススメしたいのが、紅葉シーズンの鶴仙渓遊歩道(かくせんけいゆうほどう)で、紅葉した色とりどりの木々が渓谷を彩る姿は圧巻といえ「インスタ映え」する素敵な1枚が撮れるスポットでもあります。

この遊歩道を訪れた観光客は、その道をゆっくり散策する事で四季折々の景色を楽しむことができ、美しい景色に心癒されることでしょう。

また、散策に疲れたら4月から10月には遊歩道沿いの「川床」というお茶屋さんで一服する事ができます。「川床」では、加賀棒茶という加賀や金沢で江戸初期の頃から飲まれてきた「ほうじ茶(番茶)」の中でも「最高のほうじ茶」の他にも、山中温泉出身の料理人で料理の鉄人としても有名な道場六三郎(みちば ろくさぶろう)さんが考案したスイーツを味わうことができます。

是非とも「川床」のオープンしている4月から10月に、「鶴仙渓遊歩道(かくせんけいゆうほどう)」へ足を運んでみてください。
 
 
 

総ヒノキ造りの橋に雪が積もった姿も一見の価値あり

出典:「KAGA旅・まちネット」

 
先程「紅葉シーズンがオススメ」と紹介しましたが、鶴仙渓遊歩道(かくせんけいゆうほどう)は四季折々さまざまな美しい景色を味わえるスポットです。
春の桜、初夏の新緑、冬の雪景色と一年を通して美しいので、どの季節に訪れても間違いなくオススメできるといえるでしょう。

また、「こおろぎ橋」という総ヒノキ造りの橋があり雪が積もった姿も一見の価値ある美しさです。
橋の名前の由来ですが、その昔「鶴仙渓(かくせんけい)」を旅することは極めて危なかったため「行路が危険」から「行路危(こおろぎ)」と称されるようになったという説と、秋の夜に鳴く昆虫の「コオロギ」によるという二説があるそうですが、最近では「清ら木(きよらぎ)」から「こおろぎ」に転じたとされているとか。

「こおろぎ橋」の近くには「無限庵」という石川県指定文化財の加賀藩最高の武家書院があります。
明治末期の木造技術の枠を傾けた最高級の普請(ふしん)と語り伝えられていて、尾形光琳の扇や九谷焼、加賀蒔絵の漆器といった古美術品と一緒に一般公開されているので時間に余裕があるなら足を運んでみるのも良いでしょう。
 
 

鶴仙渓遊歩道(かくせんけいゆうほどう)へのアクセス

JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「CANBUS(キャンバス)」の「山まわり」を利用する場合は「山中2 山中温泉 菊の湯・山中座」で下車、バス停から約300m

JR加賀温泉駅から加賀温泉バスを利用する場合は「温泉山中線(2番のりば)」で約35分、「山中温泉バスターミナル」で下車、バス停から約650m
または温泉山中線「栢野行き(2番のりば)」で約35分 、「山中温泉支所前」で下車、バス停から約300m

JR加賀温泉駅から約10kmくらいの距離なので、「温モビ(ぬくもび)」でドライブを楽しみながら訪れるのも良いのではないでしょうか。