「古総湯(こそうゆ)」

当時の入浴方法も再現した共同浴場

出典:「山代温泉」公式サイト

 
加賀温泉郷を訪れた際に、是非とも足を運んでもらいたいオススメのスポットが「古総湯(そうゆ)(こそうゆ)」。
山代温泉には二つの公衆浴場「総湯(そうゆ)」と「古総湯(こそうゆ)」があります。
ひとつは「総湯(そうゆ)」と呼ばれる公衆浴場で、広く新しい熱交換システムを導入した加水なしの100%源泉の共同浴場で、もうひとつは「古総湯(こそうゆ)」と呼ばれる公衆浴場で、明治時代の総湯(そうゆ)を復元したもので外観や内装だけでなく温泉に浸かって楽しむだけの「湯あみ」という当時の入浴方法も再現した共同浴場です。

明治時代の総湯(そうゆ)を復元した「古総湯(こそうゆ)」がオススメのスポットですが、「古総湯(こそうゆ)」を紹介する前に「総湯(そうゆ)」についても少し紹介していきましょう。
 
 
 

総湯(そうゆ)とは?

出典:「山代温泉」公式サイト

 
総湯(そうゆ)とは「旅館の外にある共同浴場」の総称で、わかりやすくいうと「温泉地にある銭湯」みたいなもの。この「総湯(そうゆ)」という言葉は、北陸地方の人にしか通じないともいわれています。

このあと詳しく「古総湯(こそうゆ)」を紹介しますが、古総湯(こそうゆ)にはシャワーやカランがないので「総湯(そうゆ)」に入って体や頭を洗ってから古総湯(こそうゆ)に行くのがベスト。

「湯の曲輪(ゆのがわ)」の再生と賑わい創出のため整備され、新しくなった総湯(そうゆ)は「湯の曲輪(ゆのがわ)」に面した「旧吉野屋旅館」の跡地に建てられました。
老舗旅館だった「旧吉野屋旅館」の門を活用し、その歴史を継承しつつ湯の曲輪の街並みや景観との調和から風情が感じられるでしょう。

新しくなった総湯(そうゆ)は「誰もが快適に利用できる総湯(そうゆ)」をコンセプトにしているそうで、加水しない良質で新鮮な温泉が愉しめます。

オススメの「古総湯(こそうゆ)」と一緒に満喫してみて下さい。
 

総湯(そうゆ)

 

住所

加賀市山代温泉万松園通2番地1

 

電話番号

0761-76-0144

 

営業時間

6:00~22:00閉館

 

休業日

各月の第4水曜6:00~12:00まで(正午から通常営業)

 

料金

おとな 440円/中人(6歳以上12歳未満)130円/小人(3歳以上6歳未満)50円 ※3歳未満無料

 
総湯(そうゆ)には「売店」があって湯上がりでほてった体にソフトクリームがたまらないわけですが、ここの売店にチョット変わった名物グルメがあります。

そのチョット変わった名物グルメというのが、ソフトクリームに温泉タマゴをトッピングした「温玉ソフト」。

出典:「ほっと石川旅ねっと」

好みで醤油をかけるらしいんですが、以外と美味しいらしいので総湯(そうゆ)に足を運んだ際には是非とも味わってみてはどうでしょう。
「インスタ映え」するかもしれませんね。

それでは「古総湯(こそうゆ)」について紹介していきたいと思います。
 
 
 

古総湯(こそうゆ)とは?

出典:「山代温泉」公式サイト

 
山代温泉の湯宿(ゆやど)の持つ特徴のひとつは、かなり早い時期に総湯(そうゆ)から温泉をひいた「内湯(うちゆ)」を持っていたことです。
当時は、現在のように優れた資材が無かったため松ノ木をくりぬいたものを配湯管に使っていたことで、源泉から遠く離れた場所まで配湯できず、そのため総湯(そうゆ)の周辺をぐるりと囲むように湯宿が建ち並び山代温泉は発展。
総湯(そうゆ)の湯を囲む「湯の側」といった意味から、総湯(そうゆ)の周辺を「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ぶようになったそうです。

山代温泉の「湯の曲輪(ゆのがわ)」ですが、芸術家であり美食家としても有名な「北大路魯山人」とも縁が深く、この地の湯宿の主人と出逢ったことが食に目覚めたキッカケともいわれ、特にコノコ(海鼠(なまこ)の卵巣)の美味しさに驚嘆した魯山人が大量のコノコをペロリと平らげ、周囲を唖然とさせたというエピソードもあるとか。

そんな魯山人と縁のある湯の曲輪(ゆのがわ)で、床や壁にステンドグラスや九谷焼のタイルをあしらい明治時代の総湯(そうゆ)を復元したのが「古総湯(こそうゆ)」。シャワーやカランが設置されていない「洗い場のない」浴室で、「源泉掛け流し」のお湯に包まれ当時の入浴方法「湯あみ」を体験することができます。
また、2階には湯上がりに涼むことができる休憩所の空間も当時のまま復元されていて一見の価値ありといえるでしょう。

湯の曲輪周辺には、多くの文人墨客が訪れるなど歴史の中で独自の文化が育ち、街並みや形態といった昔日の面影を残す、日本の温泉地の原風景そのものも再現されているといえます。
 

古総湯(こそうゆ)

 

住所

加賀市山代温泉18の128番地

 

電話番号

0761-76-0144

 

営業時間

6:00~22:00閉館

 

休業日

各月の第4水曜6:00~12:00まで(正午から通常営業)

 

料金

おとな 500円/中人(6歳以上12歳未満)200円/小人(3歳以上6歳未満)100円 ※3歳未満無料

 
以上「総湯(そうゆ)」と「古総湯(こそうゆ)」の紹介でした。

オススメのスポットですが、特に外が暗くなってからライトアップされた「古総湯(こそうゆ)」はノスタルジックで必見。

加賀温泉郷に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
素敵な旅の思い出になること間違いなしです。