「柴山潟 (しばやまがた)」

1日に7回も湖面の色を変える?

出典:「片山津温泉」公式サイト

 
石川県南部に位置する加賀市の北部にある、湾が砂州によって外海から隔てられ湖沼化した潟湖(せきこ)です。
木場潟(きばがた)や今江潟(いまえがた)とともに加賀三湖と呼ばれている湖の一つで、釣りの他にも冬はバードウオッチングができるなどアウトドアも充実した片山津温泉のシンボルともいえるスポット。

時間や天候によって「日に七度も湖面の色を変える」という柴山潟(しばやまがた)は、季節ごとにさまざまな表情があり天候など条件の良い日には白山を望むこともできるでしょう。

また、柴山潟のほぼ中心にあり高さ70mのダイナミックな日本有数規模の巨大噴水は、1日に13回(7月/8月は15回)豪快な水しぶきをあげ、夜には浮御堂とともにライトアップされて幻想的な空間が楽しめる一見の価値あるスポットといえます。
柴山潟を周遊する屋形船(期間限定)で噴水の近くまで行くことができ、天気がいい日には噴水にできる虹が楽しめるでしょう。
 

柴山潟大噴水の吹き上げ時間

7:00/8:00/12:00/13:00/14:00/15:00/16:00/17:00/17:30/20:00/20:30/21:00/21:30
※要確認
 

湖上花火大会

毎年7~8月には、柴山潟湖上にて片山津の夏の風物詩ともいえる花火大会が連夜開催されます。
※詳しくは公式サイトなどで確認して下さい
 

コハクチョウの越冬

毎年10月下旬~2月上旬頃には、柴山潟周辺で越冬するコハクチョウの姿を見ることができます。

 
 
 

白山の全景を映し出す柴山潟に浮かぶ御堂

出典:「片山津温泉」公式サイト

 
柴山潟の中に立つ珍しい御堂があります。
「湯の元公園」と浮桟橋で結ばれていて、夜にはライトアップされて大噴水とともに幻想的な世界が現れるでしょう。この御堂には、村人を困らせていた「おろち」が娘の姿をした弁財天の琵琶の力で龍神になったという片山津の伝説「龍神と娘」にちなんで「弁財天」と「竜神」を祀っています。
 
 

片山津の伝説「龍神と娘」

柴山潟が今よりずっと大きく、片山津の村がとても貧しかった時代の話。
 
いつしか柴山潟に大蛇(おろち)が棲むようになりました。
「おろち」は、夜中になると村人を襲ったり、近くの家を荒らすのもしばしばで、困りはてた村人たちは「なんとか村をお守りください」と、お薬師さまにお参りをかさねたそうです。
 
それから何日かたった後に、村で倒れている美しい娘が見つかりました。
村人たちは心からの看病をした夜、看病していた娘の姿がなかったのです。
 
娘は、いつのまにか柴山潟の畔(ほとり)に来ていました。
「あぶないっ。あんなところにいたら大蛇(おろち)に食われてしまう」
村人たちがそう思った瞬間、大蛇(おろち)が大きな口を聞き湖面から現れました。
 
しかし、娘は大蛇(おろち)が現れても逃げもせず、手に持っていた琵琶をかき鳴らしはじめます。
琵琶の音色は、それはたいへんうっとりする音色で、大蛇(おろち)の顔つきまで優しくなったそうです。
 
「おまえは今、生まれ変わった。これからは竜神として村の守り神となれ」
そういうと娘は天へ、大蛇(おろち)は水中へと消え二度と姿を見せませんでした。
 
村人たちは、その娘を「お薬師さまの命を受けた弁天さま」に違いないと噂しあったとか。
その後、柴山潟から湯源が発見されて片山津は北陸屈指の温泉街へと発展したといわれています。
 
こうして柴山潟にある浮御堂と竜神像は、人々の感謝をしるして建てられたものです。

 
 
 

屋形船でゆったり周遊も楽しめる

出典:「片山津温泉」公式サイト

 
湖畔の自然や湖上に浮かぶように建つ浮御堂、日本有数規模の大噴水など片山津ならではの素晴らしい景色を堪能できるでしょう。
特に、天気のいい日に見える白山は絶景で、屋形船に乗ってさわやかな風や自然の雄大を全身で感じるのもオススメです。
 

運行期間

4月1日~10月末(荒天欠航/定員14名)
 

運行時間(不定時出発)

平日:午後3時~5時30分
土曜:午後2時~5時30分
日曜:午前10時~12時/午後2時~5時30分
 

周遊船利用料金

大人・小人とも 800円(30分)
※混雑の際は約30分ほど待つ可能性もあります

 
 
加賀温泉郷でオススメしたいスポットの「柴山潟 (しばやまがた)」を紹介しました。

紹介した他にも「温モビ(ぬくもび)」で「柴山潟 (しばやまがた)」の湖畔をドライブするのも楽しいのではないでしょうか。

ぜひ加賀温泉郷を訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。