「中谷宇吉郎(なかやうきちろう)雪の科学館」

雪や氷の不思議を楽しめる体験型の施設

出典:「中谷宇吉郎 雪の科学館」

 
石川県加賀市にあるオススメのスポットです。
片山津町(現在の加賀市)出身で、世界で初めて人工的に雪の結晶を作りだし雪や氷などの低温科学と呼ばれる分野の研究に先駆的な業績をあげた物理学者の中谷宇吉郎(なかや うきちろう)を顕彰する目的で、1994年11月1日に作られた記念館です。

中谷宇吉郎(なかや うきちろう)の名言「雪は天から送られた手紙である」の初出と思われる掛け軸をはじめ、資料やスライドショーなど雪と氷にまつわる様々な展示の他、氷を溶かしてチンダル像やダイヤモンドダストが作れるなど、実験装置がおもしろい「雪と氷の実験室」で雪や氷を作る事ができる体験型の施設は雪や氷の不思議を楽しめるスポットになっているでしょう。
また、子供雪博士教室や講演会、コンサートに写真展など雪にまつわるイベントも数多く開催されています。
 
 
 

雪や氷の不思議以外に魅力的な建物も楽しめる

出典:「中谷宇吉郎 雪の科学館」

 
ポストモダン建築を牽引した建築家の一人として有名な「磯崎新(いそざき あらた)」の設計で、白山を望み柴山潟に接する環境を上手くとりこみ、六角形の3つの塔が立ち並ぶユニークな建物。

各塔の真上にある窓の形状が雪の結晶をイメージしたようなデザインで、館内にできた影が「結晶が降っている」ようで幻想的な空間になっているでしょう。

立ち並ぶ3つの塔の一番奥が「映像ホール」になっていて、「中谷宇吉郎(なかや うきちろう)」に関する短編映画が上映されています。オススメは、上映後にスクリーンが移動する際に見える展望で、ガラス張りのカフェと柴山潟、さらに白山が見え片山津の絶景が楽しめるでしょう。

一般には馴染みが薄いと思いますが、「平安京建都1200年記念事業」の一環として京都市が建設した「京都コンサートホール」や、「奈良市市制施行100周年」の一環として1999年2月1日に杮落し(こけらおとし)した「なら100年会館」、他にも「ロサンゼルス現代美術館」や「パウラ・サン・ジョルディ(バルセロナオリンピックで建設)」などの設計を手がける世界的な建築家の設計なんです。
 
 
 

ホッと和む空間でティータイム

出典:「中谷宇吉郎 雪の科学館」

 
「中谷宇吉郎(なかやうきちろう)雪の科学館」はティールームも併設していて、ガラス張りのアーティスティックな空間から目の前に水面きらめく柴山潟と、遠方に広がる白山が「六角形の映像ホール」からの景色と違った景色で、訪れた人の心をホッと和ませることでしょう。
中庭には、中谷宇吉郎(なかやうきちろう)最後の研究となった陸地を覆う5万km2未満の氷河の塊「氷冠(ひょうかん)」の研究で訪れていた「グリーンランド」から運ばれた60tの氷河の石が敷きつめられていて、人工の霧が立ち込める景色に北欧グリーンランドに居るようなイメージになります。

こんな素敵な空間で、四季の移り変わりを感じつつドイツの最高級茶や上質な加賀珈琲を味わえば、日常を離れ極上の時間を過ごせるのではないでしょうか。
 

「中谷宇吉郎 雪の科学館」施設情報

住所

〒922-0411石川県加賀市 潮津町イ106
 

電話番号

0761-75-3323
 

料金

一般500円(20名以上の団体420円)/75歳以上250円/高校生以下・障がいのある方無料
 

営業時間/期間(チェックイン/アウト時間)

9時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
 

定休日

水曜日(祝日は開館)・年末年始についてはお問い合わせ下さい。
 

交通アクセス

JR加賀温泉駅から「キャンバス」海まわりコース77分「中谷宇吉郎雪の科学館」バス停からすぐ
JR加賀温泉駅から「加賀温泉バス」で18分「雪の科学館前」バス停から約150m
北陸自動車道片山津ICから約3Km
 

駐車場

有(無料)バス3台、乗用車10台
 

旅パスポート提示特典

入館料80円引
 

備考

ダイヤモンドダスト、過冷却、チンダル像、氷のペンダントの実験(団体の場合は予約してください)

 
 
雪や氷の不思議以外にも魅力的な建物が楽しめる「中谷宇吉郎(なかや うきちろう)雪の科学館」は、足を運ぶ価値あるオススメのスポットです。

ぜひ加賀温泉郷を訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。